Classiは、亀岡市教育委員会と、同社が提供している小中義務教育学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結し、同市内全小中義務教育学校24校の児童生徒が利用を開始することを、1月23日に発表した。
亀岡市は学校現場における働き方改革の中で、より効率的に業務を進める必要性を認識し、同時に保護者と学校間のコミュニケーションの円滑化の重要性も見据えながら、教育委員会の教育総務課と学校教育課、みらい教育リサーチセンターおよび市長部局の情報政策課が連携し、連絡のペーパーレス化などDXを2023年から推進してきた。
上記の実現にあたって教育委員会で「tetoru」の導入を決定後、まず推進校として応募した9校(小学校8校+中学校1校)で期間を設けてデモを実施している。
デモ期間に「tetoru」を活用した推進校において、教員からは印刷や仕分けなどの業務および紙・インク代の節減、時間の有効活用化の達成が成果としてあげられた。また保護者からは、朝の忙しい時間の効率化の実現や資料がカラーで見やすくなったことを肯定的にとらえる声があがった。
これらの反応を鑑み、推進校を含め全校の教頭および担当の教員を対象としたレクチャーなどのステップを経て、2024年1月22日から同市内の全小・中・義務教育学校でのシステム導入と活用開始が決定している。
今回の導入により教員は、学校から配信された情報や保護者からの欠席連絡をシステム上で一元管理して業務効率化を推進できる。また保護者は学校からの連絡事項を常時一覧化されている状態で確認できるほか、欠席連絡なども余裕を持って前日の夜などに通知することが可能になる。
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