教育ネットとミラボは、両社が共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した、「第1回情報活用能力検定」を実施することを12月25日に発表した。調査期間は2024年1月9日~3月末日で、あわせて同検定に参加可能な自治体と学校の募集を開始する。
同検定は、自治体・学校単位で子どもたちのタイピングスキルと情報活用能力の習熟度を可視化することによって、より活発な端末活用に必要なスキルの習得を促すことを目的としている。両社は、2022年度から「らっこたん」を使用した「全国統一タイピングスキル調査」を実施してきたが、「情報活用能力検定」ではタイピングスキルに加えて、情報の判断など総合的な情報活用能力の習熟度を計れる。
検定を受けたその場で、自治体・学校・受検した児童生徒それぞれがグラフ化されたデータを確認できる。さらに、詳細データは自治体や学校へ後日レポート形式でフィードバックされる。
「らっこたん」は、タイピングスキルや情報モラルの基礎知識だけでなく、身近な情報を活用する場面を疑似体験しつつ、情報活用能力を身につけられるクラウド型デジタル教材。タイピングスキルの習得にはAI技術を活用し、個人の習得度に合わせた効率的なスキルの習得が可能となっている。
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