エナジードは、未来の先生フォーラムとともに、教員向けセミナー「探究学習の「これから」を語るvol.4 -探究学習が「進路指導」にもたらす教育効果とは-」を、12月23日にオンラインで開催する。参加費は無料。
総合的な探究の時間が必修化され、ここ数年多くの学校でカリキュラムや授業内容に変化が見られた。しかし以前からの変更になじめず、カリキュラムの設計や授業内容の大幅な変更から教員の労力を費やさなければならない点も多々あるのが実態となっている。
一方で入試方式も多様化しており、国公立・私立大学総計の5割が総合型選抜(学力以外の側面からも生徒の能力などを総合的に測る入試)または学校推薦選抜で占めており、今後さらに多くの大学で増加する入試方式になると予想される。そのため高校ではこの入試方式に対応する取り組みが求められているほか、以前より実施しているキャリア教育や探究学習を進路へつなげたいという要望も同社に寄せられている。
今回のセミナーでは、中学・高校・大学の教員からそれぞれ以下のような講演が予定されている。
- 大学卒業後の進路選択を充実させるために、どのような取り組みを大学側として用意しているのか。
- 総合的な探究の時間のカリキュラムをどのように設計すれば、生徒の最終的な進路へ接続できるのか、その効果的な授業設計とはどのようなものか。
- 高校の探究学習が進路選択につながるとするのであれば、何を求めているのか。
進路選択という広いテーマに対し、高校側のノウハウだけでなく大学側の観点からの講演も見られる機会となっている。また当日は、直接登壇者への質問も可能となる。
参加対象は以下のような悩みを持つ教員。
- 探究学習をよりよい取り組みに変えていきたい。
- 探究学習を「進路指導」につなげていきたい。
- 24年度の「探究学習」のあり方を検討しようと考えている。
開催日時は12月23日の13時~16時で、Zoomを使用して行われる。参加には専用フォームから事前の申し込みが必要で、定員は300名。
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