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お手ごろ価格の教育用コンピューターボード、「micro:bit」ってなぁに?

「micro:bit」ではじめる、ワクワク電子工作とプログラミング 第1回

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2018/06/29 14:00

 「micro:bit」は、イギリスの国営放送 BBCが2016年に11歳~12歳の子供たちに無償配布した、教育用のコンピューターボードです。本連載ではこのmicro:bitを使い、初心者の方でも楽しめる電子工作とプログラミングを解説していきます。連載第1回では、「そもそもmicro:bitってなぁに?」という基本的なことから、簡単なプログラム作成について説明いたします。

はじめに

 日本では2017年より販売が開始されたこの「micro:bit」は、セットアップが簡単、価格もリーズナブルということで初めてのプログラミング&電子工作にうってつけの教材です。

 ちょうど2020年から始まる、小学校におけるプログラミング教育の必修化のタイミングもあって、一部の学校ではワークショップの形で取り入れられるなど、認知度も上がってきているようです。

micro:bitの魅力

 車でもロボットでもゲーム機でもない、ただの基板そのもののmicro:bitは、書き込むプログラムと工作の工夫次第で何にでもなれる、まさにコンピューターの本質を、作りながら理解できるのが大きな魅力かと思います。

 さまざまな用途に使えるコンピューターボードには、ほかに「Arduino」といったものもあります。こちらもとても使いやすいですが、ワニ口クリップで端子をはさめる形にしたmicro:bitは、ハードルの高いイメージの「電子工作」を、より身近なものにしたのではないでしょうか。

micro:bitの構成

 表側は、スクリーン代わりとなる5列に並んだ合計25個の赤色のLEDと、2つのボタンが取り付けられています。このLEDは照度センサーも兼ねています。

 裏面には、SoC(コンピューターの心臓部、温度センサーも内蔵しています)、加速度センサー、磁気センサーが実装されています。

 USB通信のためのコネクタと、電池ボックス用のコネクタも付いています。プログラムを書き込んだら、USBケーブルを抜いて電池ボックス(micro:bit用の電池ボックスが販売されています)をつないで動かすことができるので、工作に組み込んだり壁にかけたりと、いろいろな楽しみ方ができますね。

 また、5つの端子の穴が空いていて、このうちの3本にスピーカーやサーボモーターなどの電子部品をつなげられます。

micro:bitの構成(表)
micro:bitの構成(表)
micro:bitの構成(裏)
micro:bitの構成(裏)

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著者プロフィール

  • 石井 モルナ(イシイ モルナ)

     国内半導体メーカーを出産で退職、復帰後いくつかの職を経て、現在はフリーの講師、ライター。電子工作をかわいく作るのが趣味です。

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