YKK APは、ARROWSと共同で、健康で快適な住まいづくりについて考えることを目的とした高校生向けの無料教材「どんな部屋に住みたい?健康で快適な住まいづくり」を開発したことを、11月22日に発表した。11月30日にARROWSが運営する「SENSEI よのなか学」にて、希望する高等学校の教員への提供を開始する。
同教材は、高校1、2年生における家庭科の授業での活用を想定している。住まいにおける窓の役割、窓による省エネ効果、健康への影響について学びつつ、環境問題や健康で快適な住まいについて自分ごと化して考えてもらう構成となっている。
住まいの中で熱の出入りがもっとも大きい「窓」の断熱性能を上げることで冷暖房の使用を削減でき、健康リスクの低減にもつながることを紹介するスライド資料や映像、生徒たちが自ら「理想の住まい」について考えるワークシートなどを用意する。提供する進行台本に沿って授業を進められるパッケージとなっているため、教員にとっては授業準備の負担軽減にもつながる。
推奨単元は、高校1、2年生における家庭総合【健康な住生活】、家庭基礎【健康に配慮した快適な室内環境】で、授業は1コマ(50分)で完結する。なお、同教材の実施時間は2024年3月末までとなっている。
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