25年卒学生、「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」に魅力を感じる割合が7割近くに【学情調査】

　学情は、2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「給与体系」に関するアンケート調査の結果を9月21日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、8月24日～9月6日の期間に行われ、373名から有効回答を得ている。

　調査対象者に、「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」は魅力的かを尋ねたところ、「魅力を感じる」（25.7％）と「やや魅力を感じる」（42.6％）を合わせた割合が7割近くを占めた。学生からは、「がんばる理由になる」「成果が目に見える形で、評価につながるとうれしい」「個人の成果がわかりやすい企業のほうが、キャリアアップできそう」といった意見が寄せられている。

　「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」と「年功序列型の給与体系」では、どちらが魅力的かを尋ねた質問では、「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」（23.3％）と「どちらかと言えば、個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」（39.4％）を合わせた割合が6割超に達した。学生からは、「成果が給与に反映されるほうが、モチベーションが上がる」「成果が給与に反映される企業のほうが、成果にこだわる社風があり成長できると思う」「転職が当たり前になってきているので、年功序列型の給与は魅力を感じない」といった意見が寄せられている。