paizaは、同志社大学に「paizaラーニング 学校フリーパス」の提供を開始することを、9月19日に発表した。同学は、すでに一部の学部においてpaizaが提供する教材の利用実績があるが、今回の導入では「同志社データサイエンス・AI教育プログラム(DDASH)」を履修する約2500名が利用対象となる。
「paizaラーニング 学校フリーパス」は、初学者向け動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全240レッスン、1800本の学習動画、3600問の演習課題を、小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料で提供するサービス。受講者は、6段階で評価されるプログラミングスキル評価システム「paizaスキルチェック」を受け、その結果をもとに自身のスキルにあった学習ができる。
同志社大学では、社会の要請に応えるべくデータ利活用の分野に関する能力を育成することを目的として、2022年から数理・データサイエンス・AIに関する教育プログラム「同志社データサイエンス・AI教育プログラム(DDASH)」を開始。2023年8月には、DDASHのリテラシーレベルが文科省の数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)に認定されている。
DDASHは、現代社会において必須となる数理・データサイエンス・AIの知識や教養を、文系・理系を問わずすべての学部学生が、3つのレベルで段階を踏んで学べる教育プログラム。今回の「paizaラーニング 学校フリーパス」導入は、数理・データサイエンス・AI教育を推進していくにあたって、基盤となるプログラミング学習を強化すべく行われる。
同志社大学における「paizaラーニング」の導入では、同教材における「プログラミング初学者から中上級者まで自学自習できること」「問題集やスキルチェックなどで実践的な学習ができること」「環境構築が不要でブラウザ上でプログラミング言語が実行できること」「Pythonの基礎講座に加えて、Pythonによる機械学習やデータ分析の講座も展開していること」といった特徴が決め手となったという。
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