東京通信大学は、これからの時代を担うデジタル人材を育成する同大学の教育プログラムが、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル/応用基礎レベル)」に認定されたことを、8月31日に発表した。今年度、応用基礎レベルが認定された通信制大学は同大学のみとなる。
同認定制度は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、それを適切に理解し活用する基礎的な能力(リテラシーレベル)や、課題を解決するための実践的な能力(応用基礎レベル)を育成するため、数理・データサイエンス・AIに関する知識および技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程(教育プログラム)を、文部科学大臣が認定および選定して奨励するもの。
同大学では、すべての学部・学科・コースがリテラシーレベルに、情報マネジメント学部はさらに上位の応用基礎レベルに認定されている。
国が認めたプログラムを履修することで、データとデジタル技術を活用したビジネスモデルの抜本的な改革(DX)を担う人材として、知識・スキル・経験をアピールすることができる。
同大学は全学生に対して、数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力および実践的な能力の向上を図り、認定機関としての役割を果たしていく。
東京通信大学は2018年4月に開学した文部科学省認可の通信制大学。1回約15分の講義動画をオンラインで受講し、通学不要で卒業できる。「情報マネジメント学部」「人間福祉学部」の2学部を設置しており、4年間の学費は83.4万円からとなる(入学金込み)。東京・大阪・名古屋の駅前にキャンパスも構え、学生は図書館や自習スペースを利用できる。10代から80代まで、さまざまな年代を含む5000名を超える学生が学んでいる(2023年5月時点)。
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