ジェイックは、同社の運営する中退者専門の就職支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ」が、同サービスの受講生を対象に実施した、中退に関するアンケート調査の結果を7月26日に発表した。同調査は、2022年4月1日~2023年3月31日の期間に行われ、331名から回答を得ている。
調査対象者に「新型コロナウイルスがなければ、中退をしていなかったと思うか」と尋ねたところ、「新型コロナウイルスがなければ、中退をしていなかった」という回答が26.2%を占めた。同様の質問に対する回答は、2020年度の調査では14.0%、2021年度の調査では15.5%であり、2022年度が過去3年間で最多となっている。
就職活動を始める際に、どのように進めようと思っていたかを尋ねた質問では、「ネットの求人サイトで」(44.5%)がもっとも多く、「就活しようと思ったが、やり方がわからなかった」(36.1%)、「民間の紹介会社等に相談」(11.5%)がそれに続いた。同社に登録している中退者からは、「中退という状況は、新卒でもなく、正社員経験もなく中途採用の対象でもないため、どう就職活動を進めていけばよいかわからなかった」といった意見が寄せられている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア