デジタル・ナレッジは、同社が提供する学習管理システム「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」の機能拡張セミオーダーオプションとして、「KnowledgeDeliver +ChatGPT」の提供を開始したことを、7月6日に発表した。ChatGPTを活用し、テキストコンテンツを分析して、難易度別の穴埋め問題を自動生成できる。
「KnowledgeDeliver」は、学習・運用管理のみならずWebベースで教材を手軽に作成・配信・管理可能な、統合型eラーニングプラットフォーム。柔軟なカスタマイズ性および拡張性を有し、高いレベルのeラーニングサービスを提供する。
今回の機能では、入力した教材テキストをもとにして穴埋め問題を難易度別で自動生成し、各種教材に組み込んで利用できる。ベースとなる問題文を要約し問題のポイントをAIが認識。要約された文章を分解・解析し、AIが文脈的に無理なく、出題者の意図に沿った穴埋め問題を自動生成する。
メリットは以下の通り。
- 教材制作者のテスト問題作成の効率化につながる
- 受講者向は、多数の問題に取り組める
- ChatGPTの最新AI技術がベースとなるテキストコンテンツを分析するため、学習者の認知レベルに合わせた適切な問題を自動的に生成、提供できる
- 大量の問題を簡単に生成できるため、学習者に常に新しい問題を提供することが可能となり、より質の高い教育の提供や学習効果向上が期待できる
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