教育ネットは、ミラボと共同開発したタイピングスキル向上をメインとするデジタル教材「らっこたん」を使用した、「第2回全国統一タイピングスキル調査」の結果を6月8日に発表した。同調査は、2022年12月~2023年3月末の期間に行われ、全国の児童生徒1万2611名が参加している。
調査結果によれば、1分間あたりの日本語の正しい入力文字数は、第1回の調査と比較して全学年で入力文字数が向上していることが明らかになった。
全体の成績分布をみると、第1回と同様に第2回も入力速度に個人差がある。一方で、第2回は40文字以上を入力可能な割合が増加するとともに、40文字未満の割合が減少しており、入力速度の底上げが徐々になされている様子がうかがえる。
なお、現在は「第3回全国統一タイピングスキル調査」を7月末まで実施しており、参加自治体や学校の申し込みを受け付けている。あわせて、「らっこたん」の無料実証自治体も募集している。
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