オープンバッジ・ネットワークは、中央大学と共同で行った、オープンバッジ実証実験についてのオンラインセミナーを、6月22日にオンラインで行う。参加費は無料。
オープンバッジは、IMS Global Learning Consortium(IMS Global)が設定した国際技術標準規格。オープンバッジ・ネットワークが認定した会員団体により、同会員団体の行う研修・資格・認定・検定・研修などに対し、オープンバッジの発行を行う。受領されたオープンバッジは、受領者が自分専用のウォレットに貯めることができる。オープンバッジで証明する内容は、SNSやメールなどで公開・共有が可能。その証明内容が有効なものであるかどうかを、インターネット上で誰でも簡単に、かつ瞬時に検証できる。
同大学は、2021年5月〜2022年5月に、オープンバッジ・ネットワークと共同でオープンバッジ実証実験を行った。全学連携教育機構とAI・データサイエンスセンターが実働を担当し、学部横断型の既存教育プログラムにおいてオープンバッジを先行発行。学生のニーズや学内での本格導入のしやすさといった実務面を検証した。
各種検証の結果、全学連携教育機構の教育プログラムについては、継続してバッジを発行していくことを決定した。今後は学内DX環境構築や推進を使命とする教育力研究開発機構に業務を移管し、全学でのオープンバッジ普及を目指していく。
今回は、中央大学 学事部教務総合事務室 事務長の谷祐史氏が、実証実験から見えてきたことや、全学への普及に向けたマニュアル整備、学内マネジメントの取り組みなどについて説明する。
開催日時は6月22日の14時〜15時で、Zoomを使用して行われる。対象は、大学・教育研修機関、企業のDXや人材育成部門におけるオープンバッジ導入検討中の担当者、オープンバッジの発行・運営を担当している同財団会員の担当者。申し込みは専用のフォームより行う。
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