HASSYADAIsocial(ハッシャダイソーシャル)は、近年増加する若年層をターゲットにした詐欺や悪徳商法の被害に遭わない、騙されないための消費者教育プロジェクト「騙されない為の教科書」を制作し、全国の高校に10万部を無料配布することを、6月1日に発表した。
成年年齢の引き下げにともない、高校生が在学中、または卒業後すぐにクレジットカードを作れるようになり、スマートフォン契約も自身だけで行うことが可能になったことから、近年10~20代の若年層をターゲットにした詐欺や悪徳商法の被害が増加している。今回の教材は、これらの背景を受け、少しでも若者の被害を減らしたいという想いから、若者たちが詐欺に遭わない、騙されないための消費者教育プロジェクトとして制作されている。
同教材では、国民生活センターによる「成年年齢引下げ後の18歳・19歳の消費者トラブルの状況(2022年10月時点)」を参考にしつつ、独自の観点で特に注意の必要な詐欺・悪徳商法である以下の6つについて、事例を交えて注意点や対処法を解説する。さらに、詐欺や悪徳商法ではないものの、トラブルが多く正しい理解が必要なクレジットカードのリボ払いについても、番外編として取り上げている。
- フィッシング詐欺
- 無料商法
- タレント・モデル契約詐欺
- マルチ商法
- 現金配り詐欺
- アルバイト詐欺
- リボ払い(番外編)
専用フォームにて教育関係者からの申し込みを受け付けており、配布予定数である10万部に到達した場合、応募を締め切る場合がある。
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