福岡県大牟田市立明治小学校は、大阪樟蔭女子大学の菅正隆教授、アウトソーシングテクノロジー、NECフィールディングと連携し、小型の人型ロボット「NAO」を活用した、小学3年生向けの外国語活動授業を5月に開始した。
5月に開始された外国語活動授業では、文部科学省が作成した小学3・4年生に向けた英語学習の新教材「Let's Try!」に沿った内容で、「NAO」はALT(外国語指導助手)役として授業を進めていく。子どもたちは、19か国語に対応する「NAO」を通じて、ネイティブによる英語の発音を学ぶ。
文部科学省の英語教材を活用した、ロボットによる公立小学校での授業は、これが日本初であり、週1回の授業を1年間実施する。
将来的には、子どもたちの発音チェックや対話などへの「NAO」の活用も検討している。
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