学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「ジョブ型」に関するアンケート調査の結果を5月11日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、4月11日~24日の期間に行われ、514名から有効回答を得ている。
調査対象者に、「ジョブ型」採用を実施している企業があればプレエントリーしたいかを尋ねたところ、「プレエントリーしたい」(27.8%)と「どちらかと言えばプレエントリーしたい」(44.7%)を合わせた割合が7割超に達した。学生からは、「やりたい仕事が明確なので、ジョブ型は魅力を感じる」「自身のスキルや能力を活かせる環境で仕事をしたいと思う」「どのような仕事をするか明確だとミスマッチも起こりにくいと思う」といった意見が寄せられている。
「ジョブ型」採用を活用するにあたって、準備していることがあるかを尋ねた質問では、「準備していることがある」(4.8%)と「これから準備したい」(43.2%)を合わせた、「ジョブ型」採用を活用するための準備に前向きな学生の割合が、約半数を占めた。
「ジョブ型」採用を活用するにあたって、準備していること、準備しようと思っていることとしては(複数回答)、「インターンシップへの参加」(74.9%)がもっとも多く、以下「仕事研究」(62.0%)、「資格取得の勉強」(44.7%)、「大学の勉強」(43.6%)が続いている。
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