米Turnitinは、同社の提供する製品・ソリューション向けに、AIによるライティング支援の痕跡を検知する機能の提供を、4月5日(現地時間)に開始した。同機能によって、ChatGPTを含むAIライティングツールの使用を98%の精度で検知し、学生の提出物の独自性検証が可能になる。
今回、提供が開始されたAIライティング検知機能は、学生の提出物からAIが生成した文章を識別できるよう設計されている。既存のシステムに組み込んで使用するため、同社の製品・ソリューションのユーザーであれば、すでに連携済みのLMS(学習管理システム)を通じてアクセスが可能となっている。
同機能では、学生の提出課題に、AIによって生成された可能性のある文章がどれだけ含まれているかを識別し、学生とのさらなるレビュー、確認、ディスカッションが必要かどうかを判断するために使用できる。
対応する製品・ソリューションは、Turnitin Feedback Studio(TFS)、TFS with Originality、Turnitin Originality、Turnitin Similarity、Simcheck、Originality Check、Originality Check+。
なお、現時点でAIライティング検知機能は英語コンテンツのみに対応しており、他の言語は検知されない。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア