学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「ミスマッチ」に関するアンケート調査の結果を3月15日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、3月3日~8日の期間に行われ、350名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職においてミスマッチへの不安があるかを尋ねたところ、「とても不安がある」という回答が36.9%に達し、「やや不安がある」(39.7%)と合わせた割合が8割近くを占めた。学生からは、「やりたい仕事と、適性のある仕事が合致しているかがわからない」「希望する部署に配属されるかわからない」「実際に入社してみないと分からないこともあると思う」「実際に現場で働いている社員と話せる機会が少ないと、社風をイメージしにくい」といった意見が寄せられている。
ミスマッチを防ぐために重視したい項目としては(複数回答)、「仕事内容・配属先」(73.1%)がもっとも多く、「会社の雰囲気・カルチャー」(61.1%)、「働き方(休日休暇・労働時間)」(60.9%)がそれに続いた。学生からは、「仕事内容が、やりたいことや適性と合致しているかは重要だと思う」「社風が合っているかは、自分らしく働くために必要だと思う」といった意見が寄せられている。
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