ライボは、同社の調査機関「Job総研」が、就活中の学生男女を対象に実施した、「2023年 就活実態調査」の結果を2月27日に発表した。同調査は、2月8日～14日の期間に行われ、127名から有効回答を得ている。
調査対象者に、自身に将来の理想像はあるかを尋ねたところ、「明確にある」（24.4％）と「漠然とある」（55.9％）を合わせた割合が80.3％に達した。一方、将来への不安があるかを尋ねた質問では、「とても不安がある」（17.3％）、「不安がある」（19.7％）、「どちらかといえば不安がある」（36.2％）を合わせた割合が73.2％を占めている。
将来への不安を具体的に尋ねたところ、自身のキャリアや収入に対するものが多くみられた。
働くことへの考えを尋ねた質問では、「すごく楽しみ」（11.8％）、「楽しみ」（26.8％）、「どちらかと言えば楽しみ」（26.8％）を合わせた割合が65.4％に達している。働くことへの意欲としては、「すごく働きたい」（14.3％）、「働きたい」（35.4％）、「どちらかといえば働きたい」（28.3％）を合わせた割合が78.0％を占めた。
就職後に転職を考えるタイミングを尋ねたところ、「計画的に転職をしていく」（36.3％）がもっとも多く、以下「1社でできるだけ長く働きたいので転職はしない」（35.4％）、「自分に合っていないと感じたらすぐに転職をする」（28.3％）が続いている。転職を考えていると答えた82名に、就職後に転職をする理想のタイミングを尋ねた質問では、「5年目」（37.8％）が最多となり、「3年目」（24.4％）がそれに続き、5年以内の転職が70.8％に達した。
仕事において、収入とやりがいどちらを重視するかを尋ねたところ、「絶対にやりがいを重視」（6.3％）、「やりがいを重視」（14.2％）、「どちらかといえばやりがいを重視」（36.2％）を合わせた割合は56.7％となった。「やりがいを重視する」と答えた72名に、どのようなことにやりがいを感じるかを尋ねた質問（複数回答）では、「自分の成長を実感できること」（54.2％）がもっとも多く、以下「仕事で社会貢献を実感できること」（48.6％）、「関わった人から感謝をされること」（47.2％）が続いている。
初任給の理想額としては、最頻が25万円、平均が27.9万円、中央値が26万円となった。また、最低希望額では最頻が20万円、平均が22.1万円、中央値が21万円となっている。
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