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24年卒学生、最終面接の「リアル」での参加希望が7割超に──他の段階でも「リアル」が増加傾向【学情調査】

 学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「各選考ステップで、リアルとオンラインどちらを希望するか」に関するアンケート調査の結果を、2月14日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、1月27日~2月6日の期間に行われ、559名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、就職活動における企業の説明会参加について、「リアル」と「オンライン」のどちらを希望するかを尋ねたところ、「リアル」(「リアル」と「どちらかといえばリアル」の合計)は39.8%に達し、「オンライン」(「オンライン」と「どちらかといえばオンライン」の合計)の回答(27.1%)を12.7ポイント上回った。「リアル」を希望する回答は、前年調査と比較して15.1ポイント増加している。学生からは、「企業の雰囲気を知りたい」「オンラインのほうが参加はしやすいが、リアルのほうが得られる情報が多い」「企業に直接訪問したほうが、社風や働く社員の雰囲気をよりリアルに知れると思う」といった意見が寄せられた。

 一次面接で希望する参加方法は、「リアル」「オンライン」ともほぼ同じ割合で、「リアル」を希望する学生は前年比12.8ポイント増の35.6%、「オンライン」を希望する学生は前年比9.5ポイント減の35.9%となっている。学生からは、「直接の方が質問をしやすい」「リアルでの実施があれば、リアルでの参加を選びたい」「オンラインでの選考も経験しておきたい」「オンラインのほうが面接の日程調整をしやすいので、志望度によって参加方法を選択したい」といった意見が寄せられた。

 最終面接の参加方法については、「リアル」希望が71.0%を占め、「オンライン」(9.8%)の7倍に達している。また、「リアル」を希望する回答は前年比で11.7ポイント増加した。学生からは、「実際に企業に訪問し、企業の雰囲気や社風を知りたい」「直接熱意を伝えたい」「対面での面接で、実際の自分を見ていただき、合否を判断してもらいたい」「直接面接の機会がないまま入社を決めるのは不安が大きい」といった意見が寄せられている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8907 2023/02/17 12:45

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