イオレは、同社が運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の大学生を対象に実施した、「就活に関するアンケート」の結果を2月9日に発表した。同調査は、2022年10月27日~12月6日の期間に行われ、285名から有効回答を得ている。
調査対象者のうち、就職活動を「している」「過去していた」と答えた人に、就職活動でより利用したサービスやツールを尋ねたところ、ナビサイトがもっとも多く、ナビサイトに登録しつつエージェントなど他のサービスを併用する動きがみられた。
ナビサイトのメールマガジンからエントリーしたことがあるかを尋ねた質問では、約4人に1人がエントリーしており、2021年に行われた同様の調査と比較すると、「メルマガを見ない」という回答は9.2ポイント増加し、メルマガ経由でエントリーをしたことがある人は13.6ポイント減少している。
SNS上の就活関連広告からエントリーしたことがあるかを尋ねたところ、半数近くが能動的にクリックし、5人に1人が登録している。2021年調査と比較すると、エントリーしたことが「ある」および「ない(クリックしたが、エントリー・登録はしなかった)」の合計は7.9ポイント増加した。
各SNSを、どのような目的に利用したかをみると、LINEはオープンチャットなどの流行から業界研究として使われており、企業の動向や話題はTwitter、選考・ES(エントリーシート)対策はYouTubeと、目的に合わせてSNSを使い分けている様子がうかがえる。
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