電気通信大学は、令和7年度入学者選抜(令和6年9月から11月実施予定)のうち、一部の特別選抜において、従来のPBT(Paper Based Testing)に加え、CBT(Computer Based Testing)を活用した科目「情報I」を含む選抜を、日本で初めて実施する。
同大学では、情報理工学域I類(情報系)の総合型選抜(昼)および学校推薦型選抜において、CBTを活用した「情報I」を含む入学者選抜を実施する。CBTによる選抜には、同大学の教員が参画し、独立行政法人大学入試センターで開発されたシステムが活用される予定。このシステムでは「(1)実際のプログラミング環境でプログラムを編集・実行しながら解答を求める問題」「(2)データ解析ツールを用いて実際のデータを分析しながら解答を求める問題」など、従来の紙による試験や口頭試験だけでは測定ができなかった力を評価する問題を出題することができる。
なお同大学は、文部科学省の委託事業である「令和4年度大学入学者選抜改革推進委託事業(個別大学の入学者選抜等におけるCBTの活用)」の採択機関。
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