さつきは、電子黒板「MIRAI TOUCH(ミライタッチ)」の新モデルとして、Googleが提供する「ChromeOS Flex」を搭載した「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」を、教育市場に向けて2月1日より販売開始する。なお、2022年11月には電子黒板搭載ユニットが「ChromeOS Flex 認定モデル」となっている。
「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」は、学校現場で広く支持されている「ChromeOS」をベースに採用。「Google Workspace for Education」と連携することで、デバイス登録・リスクの高いアプリなどを使うことなく、常に最新のOSバージョンとアプリのバージョンに自動アップデートされる。高速で起動し授業を止めることがなく、教員や児童生徒のGoogleアカウントでログインすることができ、煩雑な設定をせず連携することが可能となる。
「MIRAI TOUCH」の最上位モデルである「X series(エックスシリーズ)」では、実物投影機・マイクを内蔵しているため、Googleのソフトウェアを最大限に活用できる。具体的には、以下のことが実現する。
- カメラを起動すると実物投影機の映像が出るため、教科書やQRコードを直感的にスキャン可能。
- 実物投影機でスキャンした画像は「Google Keep」を使用することで、テキストの抽出・保存が一瞬で行える。
- 「Googleドキュメント」の音声入力機能を使用し、発言した内容が大画面に自動でテキストとして入力される。
そのほか「主要なデジタル教科書への対応」「電子黒板を管理コンソールの管理対象に置くことが可能」「各種Web会議システムに対応」「Google標準のソフトウェアを標準搭載」といった、GIGAスクール構想に適した特徴を兼ね備えており、大型のタッチディスプレイと組み合わせることでさまざまな効果が期待できる。
「MIRAI TOUCH」は、使う人(健常者、障がい者、老若男女、ITが苦手な人)を限定せず、誰にとっても使いやすいと感じてもらえるような「インクルーシブ電子黒板」をコンセプトに据えた製品。「書く」「消す」「映す」を簡単に操作できるため、ICT機器に苦手意識を持った教員でも直感的に利用できる。
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