光村図書出版は、全国の小・中学生とその保護者を対象に実施した、「給食」に関する意識や好きなメニューに関するアンケート調査の結果を、1月16日に発表した。同調査は、2022年11月9日~10日の期間に行われ、500名(小学生の保護者:335名、中学生の保護者:165名)から回答を得ている。
調査対象者に、給食の時間が好きかを尋ねたところ、「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせた割合が、87.4%を占めた。
小・中学生別でみると、小学生では「好き」(「好き」+「どちらかといえば好き」)が91.0%に達し、中学生(80.0%)を11.0ポイント上回っている。はっきり「好き」と回答した割合は、小学生(54.6%)が中学生(43.0%)を11.6ポイント上回った。
好きな(好きだった)給食のメニューを尋ねた質問(複数回答)では、小学生・中学生と保護者ともに「カレーライス」と「揚げパン」が上位を占めている。保護者のランキングで3位だった「ソフト麺」は、小中学生では8位に留まった。また、小中学生の9位である「手巻き寿司」や、保護者の9位である「くじらの竜田揚げ」といった、世代によって特徴的なメニューもみられる。
好きだった給食のメニューとして「カレーライス」を挙げた保護者からは、「カレーライスが美味しかったが、玉ねぎが苦手な友だちが泣きながら食べていたこと」「プールの後に野外でみんなでカレーを食べた思い出」「思い出というよりも、学校で食べたカレーの味に卒業後に巡り会えたことがないので、二度と食べることのできない思い出の味になってしまった」「カレー。あの味が再現できない」「友だちとおかわりを競い合った」といった思い出が寄せられた。
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