ガクシーは、同社が提供する奨学金プラットフォーム「ガクシー」と「ガクシーAgent」において、奨学金運営団体向けの無料プランをリリースしたことを、12月23日に発表した。また、修学支援新制度に対応した機能もリリースしている。
「ガクシーAgent」は、応募者の募集から選考・学生管理に至るまでの業務を一元化することで奨学金業務を効率的に進めることのできるクラウド型システム。今回リリースした「ガクシーAgent」の無料プランに登録することにより、奨学金運営団体自身が奨学金情報サイト「ガクシー」上で奨学金情報の掲載・編集をすることが可能になった。また有料プランに登録すると、それ以降のオンライン申込受付・応募管理などの機能も利用できる。
2023年4月からの新入生や在校生向けの新年度情報も無料で掲載でき、従来学校の掲示板や自社ホームページでしか告知できなかった奨学金情報を、必要としている学生・保護者に広く伝えることができる。
また、多くの学校では高等教育の修学支援新制度への対応負荷が大きい現状がある。特に授業料等減免の自動計算が煩雑で、学生管理簿への入力業務の負荷が大きいと言われている。加えて2024年度からは第四区分の追加が決まり、今後さらに負荷が増加することが予想される。今回リリースされた機能では、それらの負担となる業務を効率化できる授業料減免機能やタスク管理機能なども搭載されている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア