アジラは、施設向けAI警備システム「アジラ」を立命館大学・大阪いばらきキャンパスに導入し、12月3日に試験運用を開始した。2023年3月31日までの試験運用期間を経て、本格導入の判断を行う。
「アジラ」は、行動認識AI技術を基にした防犯・見守りシステムで、既存のカメラをAI化し、異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときのみ、瞬時に映像を通知できる。映像を監視する警備員の業務軽減が可能になり、見逃しや見落しもなくせる。
立命館大学・大阪いばらきキャンパスへの「アジラ」導入は、大学としては日本初の事例となり、「アジラ」の導入によってカメラの運用機能の効率化や事件・事故発生時の迅速な対応を可能にする。今後実装予定の車椅子や白杖をもった人の検知機能などを利用することで、地域と密着したすべての人に優しい安心・安全なキャンパスづくりを実現する。
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