SB C&Sは、大分県内でAIテクノロジーの利活用促進に取り組む、おおいたAIテクノロジーセンターと大分県内のAI利活用推進とAIビジネス創出のための協業を開始している。協業の第1弾として、大分県立大分東高等学校 園芸ビジネス科の生徒約30名を対象に、SB C&Sが提供するクラウド型AIプラットフォーム「AIMINA」を活用した授業を、11月16日に実施した。
大分県立大分東高等学校 園芸ビジネス科では本年度、スマート農業授業として大分県産いちご「ベリーツ」の生産をテーマに、地域の農業法人と連携して農家が実際に抱えている実崩れ対策などの課題に対して、技術を用いてどう活かしていくのかを研究している。
今回実施された、「AIMINA」を活用した授業では「プログラミング不要のAIツールを活用し、画像識別で課題解決」と題して、プログラミングスキルを持たない生徒も積極的にAIを利活用できる環境を目指すべく、ハンズオン教育として実際に生徒が「AIMINA」を利用し、サンプルの果実画像を使った画像分類のAI手法の作成や精度確認方法を実践形式で紹介した。
また、画像処理AIや時系列予測といった「AIMINA」で利用可能な他のAI手法についても事例を紹介しており、今後は生徒が日々研究している農業における課題解決に向けて、さまざまなAI活用にチャレンジすることが期待される。
参加した生徒からは、
- 想像以上にAIを手軽に利用できることがわかった。
- 農業を支える職業に就きたいので、このような授業は大変ためになった。
- スマート農業に関心があったので、この授業をきっかけに知識を深めたい。
といった感想が寄せられた。
「AIMINA」は、AIに関する情報収集からモデル開発、モデル評価までをワンストップで提供するクラウドサービスで、AI全般について初歩から学んだり、持っているデータを使ってすぐに試したりと、一人ひとりに合った使い方を見つけられる。
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