アドビは、ARROWSとのパートナーシップのもと「Adobe Express」を活用した英語・公共の授業案を開発し無料提供を開始することを、11月17日に発表した。
「Adobe Express」はオンラインのモバイルデザインアプリで、2022年4月より東京都教育委員会が全都立学校(高校・中等教育学校・附属小学校・附属中学校・特別支援学校)の児童生徒約16万人および教職員約2万人を対象に導入を進めるなど、小・中・高等学校での利用が広まっている。
同社は、授業内外でのデジタルツールの活用支援としてこれまでも教員向けの「Adobe Express」オンライン研修などを実施してきた。この度、11月からさらなる授業での「Adobe Express」活用を支援する目的で、高校の英語および公共の単元に即した授業教材2種類を開発し、提供を開始することとなった。
今回提供される教材の概要は以下の通り。
英語授業教材「This Is Us!~学校紹介をしよう~」
海外の同年代に向けて自分たちの高校を紹介するWebページをクラスメイトとやりとりしながら作成することを通して、紹介文を作る際の表現方法(英語での見出しや小見出しの立て方)を身につける授業。駒沢女子大学の中野達也教授が監修している。
公共授業教材「模擬選挙にチャレンジ! ~政党ポスターをつくろう~」
模擬選挙を体験することで政治について積極的に考え行動できるようになることを目指す授業。政党の主張を「Adobe Express」を使って表現し、演説と合わせて発表する。ドルトン東京学園中等部・高等部社会科の大畑方人教諭が監修している。
なお、同教材の配布を希望する場合は専用フォームからの資料請求が必要。
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