ディスコは、全国の大学の就職課・キャリアセンターを対象に実施した、2023年卒学生の就職活動状況ならびに2024年卒学生への就職支援状況、インターンシップへの意見などに関する調査の結果を、11月16日に発表した。同調査は、9月1日~24日の期間に行われ、448校から有効回答を得ている。
主な調査内容は、以下のとおり。まず、2023年卒学生の内定状況を尋ねた質問では、前年度と比べて「高まっている」と回答した大学が31.9%となり、「低下している」(3.3%)の回答を大幅に上回った。
前年度と比べた求人状況の変化を尋ねた質問では、求人数が「増えている」という回答が50.2%だった。企業の来訪数も、前年度より「増えている」という回答が62.3%となっている。
学生からの相談について、前年度より増えた内容を尋ねたところ、「インターンシップの相談」(63.3%)が最も多かった。
2024年卒学生への就職支援について、オンラインを含む就職ガイダンスの実施時期を尋ねたところ、3年次の4月が7割超と最も多かった。なお、6月以降の実施も前年度を上回る月が多く、実施時期や回数を増やしたという大学が多く見られた。
そのほか、2025年卒以降の低学年の学生に向けたキャリア支援について尋ねた質問では、「実施する」の回答が81.9%となった。実施形式は「正課以外の講座を実施(ガイダンスなど)」(74.7%)が最多となった一方で、必修または選択科目の正課としてキャリア支援を実施する大学も一定数見られた。
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