ガイアックスは、2023年度から本格化するといわれている初等・中等教育におけるアントレプレナーシップ教育の開始に先立って、同社のアントレプレナーシップ教育プログラム「起業ゼミ - Entryプログラム -」の教材スライドを、11月2日に無償公開した。あわせて、中学・高校の教員向けに「起業ゼミ」の授業体験会を開催する。
「起業ゼミ」は、「Entry」(4コマ)、「Basic」(8コマ)、「Advanced」(12コマ)、「Pro」(24コマ)の4つのモデルプログラムを用意しており、今回はその中から「Entry」プログラムの授業スライドとワークシートを無償公開している。
カリキュラムは、探究学習の基本である「課題設定」「情報収集」「整理・分析」「まとめ・発表」をベースに設計されており、中学・高校の総合的な学習/探究の時間などとの親和性が非常に高く、学校の普段の授業へ自然に導入できる。
「起業ゼミ - Entryプログラム -」では「身の回りの困りごとを解決する商品・サービスを考えよう」をテーマとする。そして、身の回りに目を向け、自分や誰かの課題を見つける(課題設定)、課題の原因と現状の代替手段を調べる(情報収集)・課題の解決策を考える(整理・分析)、考えた商品・サービスを発表する(まとめ・発表)の3つをゴールとしている。
対象は中学生・高校生。コマ数は4コマ、所要時間は3~4時間で、ビジネスや起業の基礎知識、アイディア発想法、課題発見力、創造力、協働する力、主体性、柔軟性などを身につけられる。授業の間隔を空けることで、1日(4コマ連続)から1か月まで、柔軟に期間を調整可能となっている。
11月23日20時~22時には、ガイアックスメンバーがファシリテーターとなって「起業ゼミ - Entry プログラム -」(通常3~4時間かかるプログラムを2時間に短縮)を実施するイベント「先生向け『起業ゼミ』体験会 ~まずは先生がアントレプレナーシップ教育を体験してみよう!!~」をオンライン開催する。同イベントには、オープニングにてアントレプレナーシップ教育の意義や実例の紹介などを行われる。参加費は無料で、参加申し込みページからの事前申し込みが必要。
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