廣告社は、大学選びのためのWebサイトである「逆引き大学辞典」でβ版として公開中の検索サービス「JOB-BIKI(ジョブビキ)」において、「大学検索機能」を10月26日に追加した。
同サービスで前回利用可能となった「就職先検索機能」では、対象となる業種や特徴で検索するとデータの多い順番に企業名を表示することができ、好きな企業からそこに入社した実績のある大学を見られる。
今回追加された「大学検索機能」は、興味のある業種を選んで検索するとデータの多い順番に大学名を表示することができる。例えば「銀行」で検索した場合に、銀行名ではなく銀行に就職した人数が多く登録されている順番に大学名が表示される。
高校生が就職したいと考えている業種、例えば「食料品メーカー」や「放送・出版・マスコミ」「官公庁」などで検索すると就職したデータの多い順番に大学が表示され、そこから各大学の学生がどの企業に進んだのかを見るといった検索が可能となる。また、企業名で直接検索することもできる。
著名な出身者についても同様にデータの多い大学名で表示できるため、「政治家」や「学者」などの著名人を多く排出している大学を検索し、どのような人物なのかを調べることができる。
「就職先検索機能」と「大学検索機能」を利用することで、就職先の企業を知って出身大学に興味を持つことができ、逆に大学から就職先の企業について興味を持てる。同サービスは高校生が進学先の大学とその後の就職先について楽しみながら詳しくなり、進学先を考えるきっかけになるようなサービスを目指している。
また、なりたいものが「スポーツ選手」や「作家」「お笑い芸人」という場合は「人物検索機能」を利用できる。この機能は、憧れている人物の出身大学を知ることで大学に興味を持ってもらうための検索で、「大学検索機能」との連動により使いやすくなっている。
具体的に検索したいことがなくても気軽に使い始められるよう「JOB-BIKI」のトップ画面ではランダムでキーワードが表示される。大学名のほか、業種や著名人のカテゴリ、「AI・ロボット」「スマートアグリ技術」という特徴をクリックするだけで新しい発見ができる。
現在「就職先検索機能」では、最初に回答した155大学2万2608人分の検索が可能。ほかにも多くの大学からの情報収集が進行中で、検索可能な企業や大学数は随時アップデートされていく。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア