小金井市教育委員会(東京都)、NTTコミュニケーションズ、凸版印刷、コードタクト、eboardは、総務省が推進する「教育クラウド・プラットフォーム」を学校で円滑に活用するための「次世代学校ICT環境」のあり方を整理することを目的に、総務省の「次世代学校ICT環境」の整備に向けた実証に参画し、4月よりクラウドや低価格タブレット端末を活用した授業を開始する。
小金井市教育委員会および4社は、同実証のうちICT環境に関する財政負担の軽減や、教職員の運用負担の軽減を目的とした「コスト軽減モデル」に取り組み、その効果やノウハウを小金井市の全小中学校へ展開する。
具体的な取り組みとしては、小金井市がNTTコミュニケーションズが提供する教育クラウドプラットフォーム「まなびポケット」上から、3社が提供するデジタル教材(凸版印刷の「やるKey」、コードタクトの「スクールタクト」、eboardの「eboard」)を利用し、タブレット端末を活用した授業を行う。これによって、各学校の教材配信用サーバが不要になり、導入コストや外部に委託している運用・保守コストを30%軽減することを目指す。
小金井市教育委員会は、教育現場で評価の高いGoogleのChromebookを日本ではじめて自治体予算で全校に導入するとともに、再利用端末の併用によってすべての児童・生徒が情報端末を利用できる環境を整備する。さらに、プログラミングやAIを活用したロボティクスの授業・学習を実施する「先端技術(EdTech)活用モデル」にも取り組む。
【関連リンク】
・小金井市教育委員会
・NTTコミュニケーションズ
・「まなびポケット」
・凸版印刷
・「やるKey」
・コードタクト
・「スクールタクト」
・eboard
・「eboard」
・総務省「次世代学校ICT環境」に向けた実証
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア