6000人の生徒が参加するArduino社の教育プログラム
スペインで展開されるCTC(クリエイティブ・テクノロジー教育) 第1回
Arduino(アルドゥイーノ)と言えば、プロトタイピングからメディアアートまでIoTを活用した電子工作には欠かせないマイコンボード。Arduino社の4人の共同創業者は全員教育者で、スペイン国内では5年以上に渡ってArduinoを活用したCTCプログラム(Creative Technology in the Classroom)が行われている。13歳から17歳までの中高生を対象に行われているこのプログラムの締めくくりには、生徒たちが創作した作品の発表会が地元の科学博物館Cosmo Caixaで行われる。かわいいペットロボットからドローン、スマートハウスやセキュリティゲートまで展示作品は多岐にわたる。今回はその様子をレポートしたい。
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類家 利直(ルイケ トシナオ)
スペイン・バルセロナを拠点として活動するジャーナリスト。音楽系テクノロジーや教育プログラム、Makerムーブメントなどについて執筆している。元々音楽教育が専門で、大学院ではコンピューターを活用した音楽教育を研究テーマに修士号を取得、青森県内の県立高校で音楽科教諭として勤務した過去を持つ。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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