ディスコは、2024年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に実施した、9月後半時点での就職意識や就活準備状況に関する調査結果を10月6日に発表した。同調査は、9月21日~28日の期間に行われ、901名(文系男子:234名、文系女子:319名、理系男子:215名、理系女子:133名)から回答を得ている。
調査結果によれば、インターンシップなどへの参加状況については、1日以内のプログラムへの参加が主流ながら、複数日程への参加経験者が増加傾向にある。また、前年の調査と比較して対面参加が大幅に増加したものの、オンライン参加も9割超に達している。
インターンシップなどに参加してよかったこととしては、「興味のある業界の知識や理解が深まった」が約8割を占め、他を引き離して最多となった。
今後のインターンシップなどへの参加予定を尋ねたところ、参加希望時期は「12月」がもっとも多く、より参加したい形式は「対面」が過半数(52.7%)を占めている。
就活準備イベントへの参加状況を尋ねた質問では、9割がオンライン参加の経験があり、会場型は前年より増加し半数強(51.5%)に達した。
現時点の志望業界については、「明確に決まっている」が22.9%を占めており、前年より早いペースで決定している。
業界研究に力を入れたい時期は6月~10月がボリュームゾーンで、企業研究は8月~12月と、どちらも前年より早期化していることがわかった。また、就職活動に関する情報の入手先は、「就職情報サイト」(95.9%)が最多で、「各企業のホームページ(採用サイト)」(73.1%)がそれに続いている。就職活動でのSNS利用は、「LINE」(39.4%)がもっとも多く、「Twitter」は34.5%だった。
就職活動への不安を尋ねたところ、「とても不安」と「やや不安」を合わせた割合が89.6%に達している。
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