うるるは、同社の運営する保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」が、0~6歳の子どもを持ち、幼稚園、保育園、認定こども園に通わせている保護者を対象に実施した、「保育園・幼稚園におけるICTツール導入の実態調査」の結果を9月28日に発表した。同調査は、8月30日~9月4日の期間に行われ、266名から回答を得ている。
調査対象者に、現在子どもが通っている園で導入されているICTツールを尋ねたところ、「緊急連絡」(60.5%)がもっとも多く、「お知らせ、おたよりの配信」(60.1%)がそれに続いた。
私立園では、56.8%の保護者がICTツールの導入に積極的だと感じている一方で、公立園では約3割の保護者がICTツールの導入に積極的ではないと感じている。
子どもが通っている園で、今後積極的にICTツールを導入してほしいと思うかを尋ねた質問では、「導入してほしい」とする回答が78.4%に達しており、私立園では81.3%、公立園では71.2%を占めた。一方、ICTツールは必要と思わないという理由として、「特に手間だと感じたり今以上の利便性がほしいと感じることがない」「今導入されているICTツールで事足りている」といった意見も寄せられている。
今後、もっとも導入してほしいICTツールは「連絡帳」(43.7%)で、「欠席連絡」(39.9%)、「キャッシュレス集金」(38.4%)がそれに続いた。
導入してほしいICTツールとして「写真管理、販売ツール」と回答した対象者に、導入を希望する理由を尋ねたところ、「展示販売だと写真を選ぶ・購入するのが大変だから」が最多となっている。
なくなったら困るICTツールとしては、「欠席連絡」(43.7%)がもっとも多く、「緊急連絡」(39.9%)、「お知らせ、おたよりの配信」(38.4%)がそれに続いた。
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