サンリオは、新規教育事業のさらなる充実・発展を目指して、乳幼児の心理や行動などを研究する東京大学大学院教授の開一夫氏を、アドバイザーとして迎えたことを9月16日に発表した。
開氏には、赤ちゃん学、発達認知神経科学の観点から、親が知らない幼児が興味をひくポイントをアドバイスしてもらう。
開氏は、アドバイザーへの就任にあたって、「これまで私は赤ちゃんの認知機能を研究する発達認知科学を専門に、赤ちゃんに関する様々な研究をしてきました。この度、サンリオさんが独自に科学的観点から幼児教育向けのキャラクターを開発し、そのキャラクターを使って幼児が“好む”“惹きつけられる”英語学習教材を制作されると伺い、大変面白いと思いました。
キャラクター業界を牽引するサンリオさんのクリエイティビティに科学的な視点を付加することで、これまでにない価値を生み出すことができると思っています。
また、英語教育教材以外にも様々な教育コンテンツを検討されているという事で、これからご一緒できることを大変楽しみにしています」とのコメントを寄せている。
あわせてサンリオは、教育新規事業の第1弾として、まずは英語の楽しさを知って、親しんでもらうための第1歩となる、自宅でできる子ども向け英語教材の販売を、2023年3月に予定する。
同教材は、サンリオならではの子どもを惹きつけるノウハウと、子ども教育の専門家とともに行った実証実験により得られた知見や、科学的な裏付けに基づく、「子どもが自然と英語に興味を持ち」「思わず英語を話したくなるような」コンテンツを収録した、英語初心者向けのオールイングリッシュであり、自宅で体験可能なプログラムとなっている。
受講対象は英語初心者の、0歳~6歳までの子どもで、ABCの基本からスタートし、親子の日常のコミュニケーションに必要な語彙・重要表現を網羅する。
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