マイナビは、2023年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(8月)」の結果を9月7日に発表した。同調査は、8月25日~31日の期間に行われ、3514名(文系男子:754名、文系女子:1423名、理系男子:734名、理系女子:603名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、8月末時点での内々定率は前年比4.5ポイント増の85.8%、平均内々定保有社数は前年比0.3社増の2.5社だった。
入社予定先企業から内定式の詳細に関する連絡を受けた人に、実施形式を尋ねたところ、「対面形式で実施される予定」(66.1%)がもっとも多く、「オンライン形式で実施される予定」(26.8%)を大幅に上回っている。
入社後の配属をどの時点で知りたいと思うかを尋ねた質問では、入社前に知りたいという回答が86.0%を占めた。
一方、「マイナビ 2023年卒 企業新卒採用活動調査」では、「入社前」に配属先を告知する割合は「勤務地の通知」が60.8%、「職務内容の通知」が57.8%で、とりわけ「内定通知と同時」と「内定式」は、企業が実際に実施するタイミングと、学生が知りたいと思うタイミングとのギャップが大きい。
これまでの就職活動に対する納得感を尋ねたところ、7割以上の学生が自身の就職活動に「納得している」と答えている。
「十分に納得できる就職活動ができている」理由としては、「第一志望の企業に内々定をもらえた」が多く、「インターンシップに参加したことで志望業種・企業をよく知ることができた」「仕事と自身の専門や取り組んでいる研究との間に連続性が感じられる」「入社後の待遇に満足できたから」といった回答も寄せられた。
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