TD SYNNEXは、世界中で3000万人以上の教育者と学習者をサポートする米Instructureが開発・提供するクラウドネイティブ型LMS(学習管理システム)「Canvas LMS」の販売を、9月8日に開始した。
「Canvas LMS」は、グローバル市場で多くの教育者・学習者に利用される中で、両者の使い勝手を追求し現在に至ったシステムとなる。他システムと連携しやすいクラウド型LMSであること、米本社であるTD SYNNEX Corporationが6月にInstructureと提携したことを受け、クラウド型LMS需要が高まる国内での「Canvas LMS」販売に至っている。
同製品は、教育機関(管理者)、利用者(教員・学生)が実際の講義、オンラインコースの学習資料にアクセスして管理でき、学修成果を達成するための、WebベースのLMSとなっている。カスタマイズ可能なさまざまな講義教材の作成および管理ツール、コース、受講者の利用状況の分析と統計、グループコミュニケーションツールを用意する。講義や研修の録画・パソコンのスクリーンキャプチャ・プレゼンテーション画面・ビデオストリーミング配信・ビデオコンテンツの作成・登録が可能な「Canvas Studio」も利用できる。
今回の、TD SYNNEXによる「Canvas LMS」の販売開始によって、同社の販売パートナーはGoogle Classroomをはじめとする既存教育ツールの機能をさらに充実させたい教育機関に向けて、「Canvas LMS」をサポート付きで提案可能になる。これまで日本でのLMS導入知見が豊富で「Canvas LMS」にも詳しいレゾナント・ソリューションズとともに、サービス展開を行っていく。
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