LABOTは、米ハーバード大学がオンラインで無償公開しているプログラミング学習、コンピュータサイエンスの入門講座「CS50's Introduction to Computer Science」および「CS50's Web Programming with Python and JavaScript」の、2022年度最新版を日本語化し、専用サイトにて無償公開したことを、8月31日に発表した。
同社は、2021年5月から新型コロナ禍など経済的事情や家庭環境に関わらず、多くの「学びたい意欲のある人材」が良質なプログラミング教材に母国語でアクセスできるようにしたいとの想いから、「CS50's Introduction to Computer Science」と「CS50's Web Programming with Python and JavaScript」の日本語への翻訳作業を進め、ライセンスに基づいて日本語版コンテンツのすべてを無償公開している。
今回、日本語版の無償公開が開始された2022年度版では、新単元(emoji)が追加されるとともに、その他のコンテンツ内容が一部変更された。なお、11月12日に同社で開校予定の「CODEGYM Academy」では、ハーバード大学のCS50履修証明書取得が可能になるため、今後履修した人に対しては2022年最新版での履修証明書が発行される。
「CS50's Introduction to Computer Science」は、米ハーバード大学、米マサチューセッツ工科大学が共同で設立したオンラインコースプラットフォーム「edX」上で公開されている講座で、ハーバード大学の学生向けに展開されている「CS50」というコンピュータ・サイエンス入門講義の内容が、ビデオ配信や講義スライドなどとともに、すべて無償でオンライン公開されている。
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