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15~19歳の学生の36%が「ローン・クレジットの仕組み」を学校の授業で教えてもらいたい【SMBCコンシューマーファイナンス調べ】

 SMBCコンシューマーファイナンスは、同社のサービスブランド「プロミス」が15~19歳の学生1000名を対象に実施した、「10代の金銭感覚についての意識調査2022」の結果を、8月25日に発表した。同調査は、7月8日~11日の期間に行われている。

 調査対象者に、現在の収入状況を尋ねたところ、「収入はない」は17.3%、「収入はお小遣いのみ」は36.5%、「お小遣い以外の収入がある」は46.2%だった。学生区分別では、高校生では「収入はお小遣いのみ」が52.4%、「お小遣い以外の収入がある」が28.9%、大学生・短大生・専門学校生・予備校生では「収入はお小遣いのみ」が12.7%、「お小遣い以外の収入がある」が72.1%となっている。

 1か月あたりの収入額を尋ねた質問では、高校生が平均1万1813円、大学生が平均4万3883円だった。2021年に行われた前回調査と比較すると、高校生では1160円、大学生などでは8495円の増加となっている。

 家族からもらっているお小遣いの、1か月あたりの金額としては、高校生では平均4417円、大学生などでは平均1万140円だった。前回調査との比較では、高校生で870円、大学生などで1871円の増加となっている。

 1か月のアルバイト代は、高校生が平均6961円、大学生などが平均3万2903円で、前回調査と比較すると高校生で267円、大学生などで6468円増加した。

 アルバイト以外の収入源のうち、フリマアプリでの収入を尋ねたところ、フリマアプリで収入を「得ている」(18.9%)と、「得ていないが、得たいと思う」(46.4%)を合わせた割合が65.3%に達している。フリマアプリで収入を「得ている」「得ていないが、得たいと思う」という回答のうち、女性の占める割合は72.6%に達しており、男性(58.0%)を14.6ポイント上回った。

 フリマアプリで収入を得ている人(189名)に、フリマアプリによる1か月あたりの収入金額を尋ねた質問では、「1000円未満」(30.7%)や「1000円~2000円未満」(28.6%)が多くを占め、平均は3160円となっている。前回調査との比較では、収入金額の平均が689円増加した。

 現在、預貯金をしているかを尋ねたところ、「している」は59.9%、「していないが、したいと思う」は34.7%、「していないし、したいと思わない」は5.4%となっている。預貯金をしている割合は、高校生で57.3%、大学生などで63.8%と、どちらも半数超を占めた。

 前回の調査結果と比較すると、預貯金をしている割合は、高校生で10.0ポイント、大学生などで1.8ポイント上昇している。

 預貯金をしている人(599名)に、現在の預貯金額を尋ねた質問では、高校生が平均11万6725円、大学生などで26万7718円だった。前回調査との比較では、高校生で2万9952円、大学生などで5万1503円増加している。

 お金をかけたいと思うものを尋ねたところ(複数回答)、「ファッション」と「推し活(アイドル・キャラクターのグッズなど)」(どちらも37.3%)がもっとも多く、「友人との交際」(34.5%)、「アニメ・マンガ」(30.5%)、「旅行・観光」(30.2%)がそれに続いた。男女別では、男性は「アニメ・マンガ」(32.6%)、「友人との交際」(27.6%)、「旅行・観光」(26.8%)、女性は「推し活(アイドル・キャラクターのグッズなど)」(55.0%)、「ファッション」(53.2%)、「美活(メイク・美容院など)」(49.4%)が上位を占めている。

 前回調査との比較では、「推し活(アイドル・キャラクターのグッズなど)」が9.3ポイント増加した。

 自己投資(自身の成長のために、お金や時間をかけること。外見や内面の自分磨きも含む)を行っているかを尋ねた質問では、「している」(29.0%)と「していないが、したいと思う」(39.8%)を合わせた割合が68.8%に達している。自己投資をしている人は、女性(37.0%)の方が男性(21.0%)よりも多く、大学生など(34.9%)の方が高校生(25.0%)よりも多い。前回調査との比較では、「している」と「していないが、したいと思う」を合わせた割合が男性では9.0ポイント、女性では4.0ポイント、高校生では4.4ポイント、大学生などでは9.4ポイント増加している。

 自己投資をしている人(290名)に、自己投資に1か月あたりいくらくらいお金を使っているかを尋ねたところ、「1万円~2万円未満」(25.2%)が最多で、「1000円~2000円未満」(17.9%)や「5000円~1万円未満」(16.6%)といった回答もみられた。平均は6156円で、前回調査と比較すると2028円増加している。

 どのような自己投資を行っているかを尋ねた質問(複数回答)では、「外見磨き(ファッション・メイクなど)」(75.9%)が他を大きく引き離してもっとも多く、「資格取得」(27.6%)、「教養・知性磨き(読書など)」(25.2%)、「健康維持」(23.8%)、「身体能力の向上(筋トレなど)」「コミュニティづくり(友人など)」(どちらも21.0%)がそれに続いた。

 ゲームでのアイテム購入やガチャなどの利用(ゲームへの課金)をしているかを尋ねたところ、「している」(13.4%)と「していないが、したいと思う」(19.7%)を合わせた割合は33.1%となっている。前回調査との比較では、「している」と「していないが、したいと思う」を合わせた割合は、男性では7.6ポイント増加した一方、女性では1.8ポイント減少した。高校生では5.5ポイント増、大学生などでは0.8ポイント減となっている。

 ゲームに課金している人(134名)に、ゲームでのアイテム購入やガチャなどの利用(ゲーム課金)に、1か月あたりいくらお金を使っているかを尋ねた質問では、平均額が2571円となった。前回調査との比較では、平均額は513円増、男性では597円増、女性では237円増、高校生では817円増、大学生などでは181円減となっている。

 人生を楽しむために一番大切にしたいと思うものを尋ねたところ、「趣味」(13.0%)が最多となり、「家族」(11.7%)、「自分らしさ」(11.3%)、「恋人・パートナー」(11.0%)、「生きがい」(8.9%)がそれに続いた。男女・学生区分別では、高校生の男性は「趣味」(16.9%)、「恋人・パートナー」(13.8%)、大学生などの男性は「恋人・パートナー」(13.8%)、「自分らしさ」(11.6%)、高校生の女性は「自分らしさ」(15.7%)、「家族」(12.9%)、大学生などの女性は「家族」(15.5%)、「趣味」「自分らしさ」(どちらも11.8%)が上位となっている。

 夢や目標を実現するための費用の準備方法で、特徴(メリットやデメリット)を理解している方法を尋ねた質問(複数回答)では、「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」(67.0%)が他を大きく引き離してもっとも多く、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」は25.4%、「投資する(株式投資、仮想通貨投資、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)」は20.3%に留まった。

 これまでに詐欺などのトラブルの被害にあったことがあるかを尋ねたところ、「あったことがある」が11.6%、「あったことはない」が88.4%となっている。男女別では、「あったことがある」という回答は男性が13.0%、女性が10.2%だった。

 これまでに、詐欺などのトラブルの被害にあったことがあると答えた人(116名)に、トラブルの種類を尋ねた質問(複数回答)では、「ワンクリック詐欺」(25.9%)が最多となり、以下「フィッシング詐欺」(20.7%)、「無料商法」(19.8%)、「キャッチセールス」(16.4%)、「ネットオークション詐欺」「マルチ商法・ねずみ講」(いずれも14.7%)が続いている。

 学校の授業で教えてほしいと思う「社会の中で生きるための知識」としては(複数回答)、「ローン・クレジットの仕組み」(36.0%)がもっとも多く、「お金のトラブル」(35.4%)、「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(32.7%)、「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(32.3%)、「家計管理」(28.8%)といったお金に関する知識が多く挙がった。また、「SDGs」(19.8%)や「異文化・多様性」(18.5%)といった回答もみられる。学生区分別では、高校生は「お金のトラブル」(34.9%)、「ローン・クレジットの仕組み」(33.2%)、「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(31.4%)が上位となり、大学生などは「ローン・クレジットの仕組み」(40.1%)、「お金のトラブル」「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(どちらも36.2%)が上位を占めた。

 4月からの成年年齢の18歳への引き下げによって、新たに18歳からできるようになったものを尋ねたところ(複数回答)、「親の同意なしでクレジットカードをつくる」(63.6%)、「親の同意なしで携帯電話を契約する」(60.1%)、「親の同意なしで1人暮らしの部屋を借りる」(53.4%)は半数超が正しく理解していた一方で、「男性が結婚する」(21.9%)や「普通自動車運転免許を取得する」(21.5%)といった、もともと18歳でできていたことを「18歳で新たにできるようになったもの」と誤って理解している人も少なくないことが明らかになっている。前回調査との比較では、「親の同意なしでクレジットカードをつくる」「親の同意なしで携帯電話を契約する」「親の同意なしで1人暮らしの部屋を借りる」「親の同意なしでローンを組む」が20ポイント以上増加した。

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