primeNumberと横浜国立大学、データサイエンス教育プログラム開発に関する共同研究契約を締結

　primeNumberと横浜国立大学は、データサイエンス教育プログラムの開発における共同研究の契約を締結したことを、8月23日に発表した。

　横浜国立大学は、近年の各大学におけるデータサイエンス教育の必修化や、データサイエンス人材に対するニーズの高まりなどを受けて、国公立大学の経営・商学部では日本初となるデータサイエンス教育プログラム「DSEP」を2021年に開設している。

　primeNumberは「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」というビジョンのもと、データ統合自動化サービス「trocco」をはじめとするデータエンジニアリングに焦点を当てたサービスの提供を行ってきた。

　今回の共同研究では、社会科学系データサイエンス教育においてもデータエンジニアリング力育成を強化したい横浜国立大学の経営学部・田名部研究室と、データエンジニアリングの裾野を広げるべく人材育成の展開を図ろうとするprimeNumberが協力し、ビジネスシーンにおける実践的なデータサイエンスプログラムの開発を目指す。

　予定している研究内容は以下の通り。

• primeNumberの提供するデータ統合自動化サービス「trocco」の機能を活用した、データサイエンス教育向けデータセットの開発
• データサイエンス教育デザイン、教育方法、教育技術の開発および効果検証

　なお、開発した教育プログラムは、横浜国立大学における教育実践を通じて検証を行う予定であり、開発した教育方法・技術を社外・学外に広く展開することによって、社会全体のデータサイエンス能力向上に貢献していく。