マイナビは、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」の結果を8月17日に発表した。同調査は、7月20日~31日の期間に行われ、4251名(文系男子:710名、文系女子:1874名、理系男子:754名、理系女子:913名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、これまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがある学生は、前年比9.5ポイント増の53.9%だった。
7月単月での、インターンシップ・ワンデー仕事体験への参加率でも、前年比9.2ポイント増の43.3%に達している。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加して得られたと思うことを尋ねたところ、「特定の企業のことをよく知ることができた」(58.3%)がもっとも多く、「視野を広げられた」(55.8%)がそれに続いた。
その他、インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加して得られたと思うことを、自由に答えてもらった質問では、「他大学の人と交流するなかで自分を客観視することができた」「社会人を疑似体験できた」といった回答が寄せられている。
夏季休暇中にしたいこととしては、「インターンシップ・ワンデー仕事体験への参加」(74.6%)が最多となり、「インターンシップ・ワンデー仕事体験への参加準備」も48.3%を占めるなど、多くの学生が夏季休暇を利用してインターンシップ・ワンデー仕事体験に関する活動を予定していることが明らかになった。
現在どのくらい就活準備ができているかを自己採点してもらったところ、「21~40点(あまりできていない)」(40.8%)がもっとも多く、平均点は前年比5.4点増の36.1点と準備レベルは向上している。
就職活動に関する今後の方向性について尋ねた質問では、「就職活動の方向性は検討中」(62.9%)が最多となる一方で、「就職活動の方向性が固まっている」(34.5%)が前年よりも微増した。
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