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「Kids Creator's Studio」経過レポート

お母さんやおばあちゃん、クラスメイト――身近な人の課題解決を考える、キッズクリエイターたちのオリジナルアプリ開発がスタート

「Kids Creator's Studio」経過レポート 第3回

 5名の小学生男女が、いよいよ自ら考えるオリジナルアプリの開発にとりかかる。子どもたちは自分の目線でどんな課題を見つけたのか、そのアイデアからどのようにアプリ開発を行うのか、レポートする。

アプリ開発で「著作権」を知る

 アドビ システムズとCA Tech Kidsの2社が共同で取り組む「Kids Creator's Studio」は、プログラミングに加え、UX/UIデザインなどの学習を通して、「アイデアを実現する力」を育み、「未来の創り手」を育成・輩出することを目的とした小学生向けのスタディプログラムだ。本連載では、3月27日(火)に開催する「成果報告会」で子どもたちが発表するオリジナルアプリ開発の様子をレポートしている。

 第2回レポートでお伝えしたプログラミング言語「Swift」の学習と同時に、5名のキッズクリエイターたちは計10時間におよぶクリエイティブツールのレクチャーを受けた。世界中のクリエイターが利用するIllustratorPhotoshopXDの基本的な使い方を学ぶ。

 Illustratorは、「キャラクターを描いてみよう」というお題の中で、レイヤーの仕組みや各種ツール機能を実践しながら覚え、Photoshopでは画像の修正や組み合わせなどを実践した。

 5名のうち4名は、これまでにオリジナルアプリを開発した経験を持つが、実は彼らがオリジナルアプリをつくる際に最初に学ぶことは「著作権」だ。人気キャラクターはもちろん、写真やちょっとしたアイコンなども無断で使用してはいけないことを教わり、すべて自分で用意する必要があると知る。結果、フリー素材の中から選ぶか、自ら手描きしたイラストをスキャンして取り込むことになるのだが、「キャラクターや背景など、みんなが使っている一般的なアプリに見劣りしないくらい見た目にこだわりたかった(高橋温・小5女子)」と語る子もいるように、デザインへの欲求が高まっていた子どもたちにとって、オリジナルのキャラクターや画像を作成できる喜びは大きく、これまでのプログラミング学習以上に嬉々として取り組み、瞬く間に使えるようになっていった。

 余談になるが、5名ともPCは自身のMacを持参して使っており、こうしたクリエイティブツールもほぼマウスは使わずにトラックパッドを巧みに使いこなす。さらに加えると、お題に対する作品の提出は、その場でメンターと生徒全員が含まれるグループチャット上でやりとりをする。子どもたちはチャット上で互いの作品を確認し合ったり、休み時間にはふざけたやりとりなども見られる。こうした姿は、それだけでも初めて見る大人にはカルチャーショックかもしれない。

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自ら課題を考え、試行錯誤し、答えを導き出していく子どもたち

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この記事の著者

真下 紗枝(マシモ サエ)

株式会社サイバーエージェント広報。2006年新卒入社後、広告営業を経て2010年より広報に。「Ameba」など自社サービスの認知拡大に努め、現在は企業広報としてサイバーエージェントグループの広報活動に取り組み、小学生プログラミング教育分野に注力する。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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