栄光は、同社が運営する進学塾「栄光ゼミナール」が、中学1年生～高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「中学校の部活動と勉強に関する実態調査」の結果を8月2日に発表した。同調査は、7月7日～14日の期間に行われ、236名から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもの中学校の部活動の所属について尋ねたところ、「運動部」が55.5％、「文化部」が36.4％だった。子どもが中学校の部活動に所属している・所属していたと回答した人に、部活動を選ぶ際に保護者として気にかけたことを尋ねた質問（複数回答）では、「子どもが新たなことにチャレンジできる」（39.6％）がもっとも多く、以下「子どもの能力・技能を生かせる」（34.1％）、「部活動が行われる日数・時間」（23.0％）が続いている。なお、「その他」の中には「本人がやりたいかどうか」といった回答も多かった。
保護者が感じている、子どもが中学校の部活動に所属している・所属していたことのメリットとしては（複数回答）、「子どもの人間関係が広がる」（47.5％）が最多で、以下「子どもに協調性・チームワークが身に付く」（46.1％）、「子どもが先生や先輩への礼儀を学ぶことができる」（41.0％）が続いている。
子どもが中学校の部活動に所属している・所属していたことのデメリットとしては（複数回答）、「子どもの勉強時間が減る」（41.5％）がもっとも多かったが、それに続いたのは「特にない」（36.9％）だった。
学校の部活動の活動日数の実態と、理想の活動日数を尋ねた質問では、活動日数の実態としては「週4回程度」（29.5％）が最多で、以下「週3回程度」（22.1％）、「週5回程度」（21.7％）が続いている。適切だと思う活動日数としては「週4回程度」（31.3％）がもっとも多く、「週3回程度」（30.9％）、「週5回程度」（19.8％）がそれに続いた。
中学校の部活動が、勉強によい影響を与えている・与えていたと感じるかを尋ねたところ、「とても感じる」（15.7％）と「どちらかといえば感じる」（49.3％）を合わせた割合が約3分の2を占めている。
子どもが中学生の部活動と勉強を両立できている・両立できていたと感じるかを尋ねた質問では、「とても感じる」（22.6％）と「どちらかといえば感じる」（55.3％）を合わせた割合が約8割に達した。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか？
この記事をシェア