学研教育総合研究所は、全国の幼稚園・保育園に通っている3~5歳の男女100名ずつとその保護者(1200組)を対象にアンケート調査を行い、その結果を幼児白書Web版「幼児の日常生活・学習に関する調査」として、3月16日に公開した。
「幼児の日常生活・学習に関する調査」によれば、家庭内でスマートフォン・タブレット端末・パソコンといった通信機器を使っている幼児は35.8%で、使用機器は家族と共有のスマートフォンが13.8%、家族と共有のタブレット端末が13.6%、家族と共有のパソコンが9.9%という順であった(複数回答)。
通信機器の利用目的としては、「動画の閲覧」(60.5%)、「ゲーム」(32.8%)の順で、(通信機器を用いて)動画を閲覧する割合は3歳から5歳にかけて1.4ポイント減る程度だが、ゲームをする割合は3歳から5歳にかけて16.7ポイント増える。
1日あたりどれくらいの時間を通信機器の利用に費やしているかを尋ねたところ、平均は1時間11分と幼児期から長時間にわたって通信機器を利用している子どもが多いことが明らかになっている。
【関連リンク】
・学研教育総合研究所
・「幼児の日常生活・学習に関する調査」
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