桜美林大学は、文部科学省に申請していた新学群「教育探究科学群」(入学定員150名、収容定員600名)の開設が6月29日に認められたことを発表した。
「教育探究科学群」は、教育が多様化し新たな教育支援機関や教員以外でも教育を支える機会が増加し、これまでの教育の枠にとらわれない人材が求められている時代に対応できる力を育むための、新しいスタイルの教育学。
同学群では、基礎ゼミ、国内外でフィールドワークを実施するとともに、すべての人に必要な“教えると学ぶ”を継続する力を身に付ける。また、調査法や研究方法論などの体系的な学びから修得し、Society5.0の社会に適した学びを可能にする。さらに、学生同志が教え合い、学び合うことで学習を進め、自らが教育の担い手として国内外でフィールドワークを行う。
教育学的視点と学術に裏打ちされた高度なリサーチ手法によって、実践的なカリキュラムを掛け合わせ、教育社会学と教育心理学を中心に教育学とその周辺領域を学ぶとともに、好奇心と探究科学に基づく自己変革力と、周りの良い変化を促す発信力を高める“教えて学ぶ”という教育学的学びを実践していく。
なお、同学群の構想には、学生団体ASPIREも参画している。
オープンキャンパスは、7月24日(全学群合同・来学/オンライン)、8月7日(来学)、8日(オンライン)、28日(全学群合同・来学/オンライン)を予定する。
さらに、探究プレゼミが8月4日10時30分~16時30分に町田キャンパスで、7月28日と8月24日の10時30分~16時30分にはオンラインで行われ、受講認定を受けると総合型選抜の一次審査が免除される。
そのほか、7月20日16時~17時には教育関係者を対象にした「教育探究オンライン研究会」をオンライン開催する。
入試日程は、総合型選抜(第1回)が9月1日~9日、学校推薦型選抜(第1回)が11月1日~8日。
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