学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関する調査結果を7月5日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、6月24日~30日の期間に行われ、469名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2022年6月末時点の内々定率は前月比で11.0ポイント増の78.8%だった。前年7月末時点の79.0%と同水準となり、12月の調査以来は、常に前年同時期を上回っている。
現在の就職活動状況としては、「就職活動をしている」が42.3%と、前月の62.3%より大幅に減少した。就活を終了した学生も55.1%に達している。
1名あたりの内々定獲得平均社数は2.78社ながら、保有している内々定社数は1.32社と、獲得社数の半数以下となった。5月末に内々定承諾の期限を設けている企業も多く、複数の内々定を獲得した学生が承諾する企業を決め、それ以外の企業に辞退の意向を伝えていったと考えられる。
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