日本マイクロソフトは「第7回『校務や授業でICT活用に悩む先生』のための、先駆者から学ぶトライ&ラーニングセミナー」を、6月25日に開催する。参加費は無料。
GIGAスクール構想による1人1台端末の展開後、学校でのICT利活用が急務となっている。本セミナーには、全国に先駆けてICT活用を実現している教員が登壇。現場の教員が抱える課題を解決できるような、さまざまなトライ&ラーニングが共有される。
第7回では、主に高校での利活用に焦点を当て、「英語」および「総合的な探究の時間」の授業における「Teams for Education」などの導入体験のほか、授業・教務でのデジタルノートの利用例を、計3名の教員が紹介する。
開催日時は6月25日の13時~14時30分。対象は、小中高等学校の教職員、ICT支援員・GIGAサポーター、その他教育に関する事業に従事している人。参加には事前申し込みが必要。
講演内容
【1】Reading Progress(音読の練習)の活用
足立学園中学校・高等学校 英語科主任 冨岡雅教諭
Teams for Educationに標準搭載されている音読の練習の課題機能を活用した、英語の音読の具体的な取り組み事例を紹介する。また、AIの自動採点がもたらす、教員・生徒へのうれしい効果なども詳しく解説していく。
【2】Class Notebook(デジタルノート)の可能性
足立学園中学校・高等学校 中畑友祐教諭
Teams for Educationに標準搭載されているデジタルノート(Class Notebook)を生徒単独で、またクラス全体でどのように授業で活用しているか、実際のデジタルノートを使いながら紹介する。
【3】総合的な探究の時間で、高校生が地域課題解決に挑戦。自走できる生徒を育む、東海樟風高等学校の取り組み
愛知県立東海樟風高等学校 商業科 長谷川裕教諭
高校の「総合的な探究」の授業を「課題研究」という形に置き換え、Teams for Educationを使って取り組んだ授業の事例を紹介する。
取り上げた地域の課題をどのように解決すべきか。生徒はPower Appsなどのアプリケーションを使い、具体的な課題解決の方法を考えていった。1年をかけて取り組んだ様子を、課題研究発表の資料をもとに解説する。
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