幼児から法人向け英語学習教材まで、英語教育業界にテクノロジーソリューションを提供するアイードは、東京都立高校入試で令和4年度より実施される英語スピーキングテスト「ESAT-J」の対策教材「スピーキングテスト for ESAT-J(STE)」を、明光義塾や城北スクールなど首都圏100社以上の学習塾に提供を開始すると発表した。
今年度より、都内全公立中学校などの第3学年の生徒に対して中学校英語スピーキングテスト「ESAT-J」を実施し、その結果が都立高校入試で活用されることになった。「ESAT-J」では、英語を話すスキルだけでなく思考力や表現力といった教育改革で掲げられる能力も問われ、その対策方法が求められている。
「STE」は、英語スピーキング能力評価テスト「AI SPEAKING」を提供するジージーとアイードが共同開発した教材で、塾向け教材会社の育伸社が販売する「ESAT-J」完全準拠のWeb受験型スピーキングテストとなっている。海外の学校入試の英語スピーキングテストにおける自動採点システムとしても利用される能力評価AI技術「CHIVOX」の活用に加え、英語話者による採点・評価も行っており、高品質かつ高効率のシステムを構築している。おもな特徴は以下の通り。
- 学習塾のみへの提供
- 「ESAT-J」の形式/問題に準拠したスピーキングテスト
- 各種デバイスに対応したオンライン受験
- 5営業日以内のテスト結果フィードバック
- AI×人によるダブル採点により高品質な採点を実現
- パートごとの点数および結果に応じたコメントがフィードバックされる
- 育伸社の「STE」攻略テキストとの組み合わせで「ESAT-J」対策講座として提供可能
- 導入しやすい(初期導入費・月額料金が不要/塾のカリキュラム外で提供可能)
なお、5月31日には、高校入試対策を行う学習塾関係者、東京都の教育改革/推進に興味がある人などを対象として「ESAT-J」対策をテーマにした無料ウェビナーが開催される。参加には事前予約が必要。
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