ジョブレンズ実行委員会は、子どもたちのキャリア教育を支援するため、地域を支えるさまざまな職業を映像化したWeb教材のプラットフォームを無償で提供開始。キャリア教育・SDGsの教材をオンライン化した「ジョブレンズ」が、4月より福岡市立の小・中学校全213校で導入された。
学校などの教育現場では「働き方改革」が求められ、さらには外国語活動、キャリア教育、プログラミング教育、SDGs教育など、多くの指導負荷がかかっている。さらに、新型コロナウィルスの発生により、オンライン授業や感染防止策の対応が必要となり、教職員の負担は増している。
「ジョブレンズ」は、子どもたちと教職員、保護者が「はたらく楽しさ」を一緒に見つけるキャリア教育のプラットフォーム。さまざまな職業を映像化し、キャリア教育の教材をオンライン化している。職業紹介映像では、地域を支えているリアルな企業や職業人が登場する。また、Web教材の学びだけでなく、「ジョブレンズ」応援企業が地元の学校に赴き、出前授業も行う予定。
「ジョブレンズ」の根幹は文部科学省の方針に沿ってつくっている。ICT教育やGIGAスクール構想を進める学校現場のサポートを第一に、さまざまな配慮をしたWeb設計となっている。また、教育委員会にもアドバイスをもらいながら、学校現場の教職員が使いやすく、質の高い教育コンテンツを目指す。
なお、ジョブレンズ実行委員会は、「ジョブレンズ」を使用した特別公開授業を福岡市立弥永小学校にて5月24日に実施する。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア