大日本印刷は、小学校のプログラミング教育に向けた指導教材「Switched on Computing(スイッチトオンコンピューティング)日本版」を開発し、平成30年春に提供を開始する。
「Switched on Computing日本版」は、イギリスのプログラミング教育用学習教材「Switched on Computing」を利用して、Programming at School研究会の協力のもと、小学校でのプログラミング教育と教材のあり方について検討を行うとともに、2年間に15校で195時間の研究授業での実情を踏まえて、プログラミング授業の経験がない教員でも、既存のICT環境で円滑な指導を可能にするツールやサポートを充実させている。
教員のスキルや指導方針などに応じて、さまざまな指導ができるほか、児童の学年や発達段階に合わせた教材を提供することで、「プログラミング的思考」を着実に身につけられる。
2020年度には、「Switched on Computing日本版」の約100自治体・約1000校への導入を目指すとともに、ロボットのプログラミング体験やデジタルのモノづくり体験など、発展的なプログラミングの学びの場を、図書館や公共施設などに提供していく。さらに、自治体や企業との連携によって、継続的な学習が可能な指導カリキュラムを開発・提供する。
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